ストームグラス-ラボa-
STORM CLOUDは17世紀のヨーロッパで航海士が天気を予測するために使われていた簡易的な気象観測用の機器です
天気管やストームグラスとも呼ばれており、18世紀には気象学の開祖のひとりであるロバート・フィッツロイ(Robert FitzRoy)によって、自身が船長を務めたイギリスの観測船「ビーグル号」の航海で使用され、結晶の現れ方と気象変化のガイドをまとめています
結晶のでき方が変化する原因は今だ解明されていませんが、大気の温度や湿度、気圧、大気電気学的な影響によって、溶解度や結晶形状が変化すると考えられています
ついつい見とれてしまう神秘的な結晶は、お部屋の中にいても自然を感じる事が出来るインテリアオブジェとして楽しめます
・天気が晴れるなら、ガラス管内の固形分は完全に底に沈み、液体は澄みきる。
・雨に変わる前は、沈殿物の量が徐々に増え、星のような形のものが透明の溶液中を浮遊する。
・嵐やひどい風の前には、固形分の一部が溶液の表面まで達し、大きな葉のような形になる。溶液は濁り、発酵しているように見える。この現象は天気の変わる24時間前に見られる。
・冬、特に雪や霜のときには、管の高い位置まで沈殿物が積もる。内容物はとても白く、浮遊する点状のものが見られる。
・夏、とても天気がよく暑くなるときは、沈殿物は管の非常に低い位置までしか積もらない。
・風や嵐が接近してくるときは、接近してくる方向の反対側のガラス管の壁に沈殿ができる。
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サイズ 高さ155×幅150×奥行70mm
材質 ホウケイ酸ガラス、水、エタノール、天然樟脳 他
※本品は液体を球状のガラスに入れておりますので、条件が揃うと太陽光などを1点に集める恐れがあります。レンズ効果により周辺の物品を焦がしたり、火災を発生させる恐れがありますので、直射日光が当たる場所には設置しないで下さい。
※手造り品につきガラスの形状やサイズに若干の個体差が生じる場合がございます。